- PartII メタルフリー修復の為のボンディング
- PartIII オールセラミックの歴史的変遷
- PartIV グラスセラミックの臨床応用
- PartV アルミナ及びジルコニアコーピングの臨床応用
- PartVi 接着性レジンセメントの分類
講演抄録 (岡村光信)
現代の歯科補綴修復に欠かすことのできない知識と技術として接着歯学があげられます。これは2000年代に入り歯科補綴分野におけるCAD/CAM時代の本格的な到来とともに、オールセラミック材料のめざましい進化と、患者さんの審美的関心と要求の高まりによる臨床応用の普及で、金属修復物における従来のセメント合着からオールセラミック修復物におけるレジンセメントによる歯牙への接着へとシフトしてきていることに他ならないと思います。そこで本講演はオールセラミック修復に必要な様々なセラミック材料の分類と選択、接着に必要な基礎知識などに焦点をあてながら補綴臨床におけるオールセラミック修復の様々な可能性も含めて論じてみたいと思います。
- ≪講師紹介≫ 岡村光信先生 (藤本研修会第8期補綴咬合コースPartⅠ受講)
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- 1977年 九州歯科大学卒業
- 1993年 インディアナ州立大学歯学部補綴科大学院修了
- 米国歯科補綴学修士, 米国歯科補綴専門医
- 1994年 福岡市博多区開業
- ≪所属学会≫
- American College of Prosthodontics,
American Academy of Fixed Prosthodontics
日本歯科理工学会, 日本補綴歯科学会, 日本接着歯学会 - ≪現在≫
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- JSCD公認セレックトレーナー, JSCAD名誉会長
- 福岡臨床補綴研修会主宰
- 日本歯科理工学会認定Dental Materials Senior Adviser
- 日本歯科理工学会評議員